年金担保ローンを謳う悪徳業者に要注意

年金担保ローンというのは、言葉通り年金を担保にして、お金を借りることが出来る制度です。正確には年金担保融資という制度で、独立行政法人福祉医療機構という団体が行っています。日本政策金融公庫でも、恩給・共済年金担保融資というものを取り扱っていますが、これも一緒です。

 

福祉医療機構 年金担保貸付事業
日本政策金融公庫 恩給・共済年金担保融資

 

年金を担保にした融資を実行出来るのは、この二つの行政機関だけです。これは法律で決まっています。民間業者で年金を担保にしたローンを謳っているところがありますが全て違法です。

 

年金担保ローン違法業者の手口

違法行為を行うぐらいですから、貸し出しの実情もヒドイものです。被害報告はネット上でも公開されていますが、闇金と一緒で手を出したら、とことんお金を吸い取られます。絶対に借りないようにしてください。

 

また、万が一、今現在そういった違法業者から年金を担保に借金をしているのであれば、今すぐ役所や警察に相談してください。犯罪行為ですから、すぐに対処してくれるはずです。間違っても、業者にお金を払い続けるといったことはしないでください。

 

本来の公的な年金担保ローンは利用価値が高い

福祉医療機構の年金担保融資制度であれば、金利は低めです。(平成23年2月現在、1.6%)

 

返済が困難になった場合には、返済期間を延長したり、1回あたりの返済額を減らしたりといった措置を受けることができます。

 

元々、経済的に困っている人を助けるための制度なので、融資条件・返済条件は厳しいものではありません。年金を受給されている人がやむを得ない事情で借金する時には、民間業者ではなく、こちらから借り入れをしたほうが賢明です。

 

ただし、ここは重要なことですが、こういった制度の利用も基本的には一時しのぎです。収入がない場合には年金から返済することになりますが、それでも生活できるような状況でなければ、自分が苦しくなるだけです。

 

現実的にみて、お金が根本的に足りないという場合には、年金担保ローンの借り入れを申請する前に現状を相談することをオススメします。地方自治体には必ず生活困窮者向けの相談窓口が設置されていますので、こういった場所に足を運んでみてください。

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